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月経前症候群/月経前不快気分障害
月経前症候群(PMS)とは月経の1~2週間くらい前から起こり、月経開始とともに消失する、周期性のある一連の症状を示す症候群を指します。PMSは身体的症状(下腹部や乳房の張りや痛み、頭痛、むくみ、食欲亢進=こうしん=など)精神的症状(気分の落ち込み、怒りっぽくなる、いらいらする、不安など)を引き起こします。これらは、排卵後に分泌される女性ホルモンの作用によって生じており、ある調査では月経周期を持つ女性の90%近くが何らかの症状を経験しているといわれています。 PMSの中でも、特に精神的症状が重症であるものを月経前不快気分障害(PMDD)と呼び、症状が似ているうつ病やパニック障害と間違われて診断をされていることもあります。 PMS/PMDDに共通した対処法ですが、まず毎日の症状の記録を付けて月経周期と症状の関連を調べます。薬物療法としては、身体的な症状には消炎鎮痛剤や婦人科で処方が受けられる低用量ピルが、精神的症状には選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)と呼ばれる抗うつ薬や抗不安薬が用いられます。